胸郭出口症候群(Thoracic Outlet Syndrome[TOS])は、首から肩や腕に伸びている神経や血管が、胸の上の方を通るときに圧迫されることで起こる症状のことです。
胸郭出口には、鎖骨や第一肋骨、肩甲骨の周辺部位が含まれ、そこを通過する神経や血管が何らかの理由で狭い空間で圧迫されることにより、痛みやしびれが発生します。
主な原因としては、姿勢の悪さ・筋肉の緊張・重いものを長時間持つ動作・外傷(例えば交通事故による首の損傷)などが挙げられます。
また、生まれつき鎖骨や肋骨の構造に異常がある人や、過度に筋肉を使うスポーツ選手なども胸郭出口症候群を発症しやすい傾向があります。
症状としては、腕や手のしびれ・痛み・冷感・脱力感などが見られます。
これらの症状は、圧迫される場所や程度により異なりますが、腕を持ち上げたり、長時間のパソコン作業など、一定の姿勢を続けることにより悪化することが多いです。
治療法としては、姿勢改善や理学療法を通じて筋肉の柔軟性を高め、圧迫を軽減することが目指されます。
症状が改善しないときには、神経ブロック注射や、外科的な手術が検討されることもあります。
胸郭出口症候群は適切な治療とリハビリによって、症状の緩和が期待できるため、早期に診断し、専門家の指導を受けることが重要です。
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