インピンジメント症候群(Impingement Syndrome)は、肩関節周囲で起こる痛みや動きの制限を特徴とする障害です。
肩を頻繁に使用するアスリートや、反復的な肩の動きを行う労働者に多く見られます。
インピンジメントとは、「挟み込み」や「衝突」を意味しており、肩の構造において腱や筋肉が骨や周囲の組織に挟まれて炎症が生じることから名付けられています。
肩関節は、上腕骨と肩甲骨が連結する複雑な構造を持っています。
肩を上げる動作を繰り返すと、これらの軟部組織が肩峰と上腕骨の間で挟まれ、摩擦や圧迫が発生し、結果として炎症が起こるのです。
この状態がインピンジメント症候群と呼ばれます。
症状としては、肩を上げたときの痛みや動きの制限が主なものです。
腕を水平以上に持ち上げたときや、背中に手を回そうとしたときに痛みを感じることが多いです。
症状が進行すると、肩の可動域が狭まり、日常生活に支障をきたすこともあります。
治療は保存療法が中心で、安静にしつつ、炎症を抑えるためにアイシングや抗炎症薬を使用します。
また、肩のストレッチや筋力トレーニングを行うリハビリも有効です。
痛みが強い場合や改善が見られない場合には、ステロイド薬の局所注射や手術が検討されることもあります。
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