身体にある各内臓は、生命を維持するために相互に連携して働いています。
それぞれの内臓が正常に機能することが、健康な体を保つために欠かせないものです。

代表的な5つの内臓の働きを紹介します。

1. 心臓：生命を支えるポンプ
心臓は、全身に血液を送り出すポンプの役割を果たします。
血液は酸素や栄養を体中に運び、老廃物を回収する重要な役割を担っているのです。
心臓は一日に約10万回も拍動し、24時間休むことなく働いています。

2. 肺：酸素と二酸化炭素の交換
肺は、呼吸を通じて酸素を取り込み、体内で発生した二酸化炭素を排出する働きをします。空気中の酸素は肺の中の肺胞で血液に取り込まれ、全身に運ばれます。

3. 肝臓：代謝と解毒の司令塔
肝臓は、体内の代謝を調整し、有害物質を解毒する働きを担います。
食べ物から吸収された栄養素を加工し、エネルギー源に変えるのも肝臓の仕事です。

4. 胃：食べ物の消化
胃は、食べ物を消化するための酵素や胃酸を分泌し、栄養素を吸収しやすい形にします。
食べ物を一時的に蓄え、少しずつ小腸に送り出す役割も果たします。

5. 腸（小腸・大腸）：栄養吸収と老廃物の排出
小腸は、食べ物から得られた栄養素を吸収する場所です。
一方、大腸は、体に不要な老廃物を集め、便として排出する働きを担います。


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